SI業界における進行基準が話題になってますね。

結局のところこれって賛否両論あると思うし、それがどうしたってのもあるんですが、SIというものの見方が関係あるのかなと。


Solutionを売っているっていうのであれば、適切な勘定は難しいよねってのが1つ。
これは、要件(ニーズ?)に対してなので、要件が大きいほど細かい部分での誤差が出てくると思うので、適切な勘定は難しいかなと。


でも、結局のところそれはどのような形で納品されるかというと、システムですよね。
システムは1つのモノとして捉えることができると思うので(その内容が・・・とか考えなければ)まず、どのようなモノ(システム)が必要かっていうのは、固定できると思う。
それを元に進行基準を敷いて・・・ってのはぜんぜんありだと思います。


自分が社会人1社目の時は、顧客が製造業ということもあって、そこら辺はうるさかったですし、その考えでやってたので、進行基準があるのは当たり前のように思ってた時期もありました。まぁ親父が工場勤務でそこでバイトしたり・・・など、結構製造サイドにいたこともあるので、その影響もあるかも知れませんが。


まぁ、どんぶり勘定しかできないものもあるかとは思います。正式リリースされてないアプローチを使うとか、そういうことってありますし。

でも、それってどうよ?って思うのもあるんですよね。目に見えないもの(幻影?)を追っかけてもそこに確かなものはないですし。現実味がないというか。。。よくわからないんですよね。


と、よくわからなくなってきたのでここら辺で放置w


結局のところ買う側にも問題はあると思いますね。とは思います。


製造業チックな考え方になってしまいますが、


購入仕様書(要求仕様書)がまず必要かと思います。
で、その要求を詰めていく部分が要件定義になるのかなと。
で、要求を満たすことができる・できないってのと、それにかかる工数(コスト)を算出して、確定仕様書を作成するべきだと思います。この段階で値段なども出るでしょう。
これを元に購入するかどうかは決まると思います。(コストと、要求に対する確定仕様が許容範囲内かなど)
この時点で取引は成立になりますよね。

で、実装(構築)はこの確定仕様書を元に行えばいいわけです。
仕様変更が発生することもあるかと思いますが、すでに成立した商談(?)に対する要求外のものなので、これは別途見積もる必要があります。だって、すでに確定した仕様に関しては検収ももらってるわけなので。


ということで、結局のところ、


1. 要求仕様書(RFP)なり、購入仕様書ってものがちゃんと存在してないことってのが問題になるのでは?って思うところもあったりします。もちろんあったとしても、ちゃんと同意が取れてないと意味はないでしょうし。

2. 要求仕様書・購入仕様書に基づいた確定仕様が策定されてない。これももちろん検収などちゃんと同意が取れることが前提です。


と、まぁこの2点が重要なのかなと。まぁ問題解決のアプローチがどうのって言う話になるにしろ、結局、システムっていう形あるもの(見えないものといわれますが、存在はするってことで。。。)を提供する以上、進行基準はありなんじゃないかなぁ?と思うのでありました。


コンサルティングみたいな本当にモノを収めるっていうのとは違う分野では・・・とも思いますが、やっぱりそれでも結果を出すまでの過程ってのを考えたら進行基準は作れるんじゃないの?とも思ったりもしますけどね。


まぁ、よくわからん文章になってしまいましたが、勝手に自分の考えをまとめもしないまま書き殴っただけってことでw